土壌採取および輸入、研究打ち合わせ
成果の概要
タイ農業局のカウンターパート研究者と共に中央タイのロッブリー種子研究開発センターを訪問し、不耕起栽培および有機物施用に関する長期連用試験圃場において土壌採取を行った。本試験では、トウモロコシと緑豆の2毛作を行っている。本出張では、緑豆の栽培期間での土壌の化学性・生物性の分析を目的として、全プロットで表層0-10 cmの攪乱土壌を採取した。
さらに、コンケン畑作研究所を訪問し、キャッサバを対象とした長期連用試験圃場において全32プロットから表層0-10 cmの攪乱土壌を採取した。採取したサンプルは、バンコクのタイ農業局土壌実験室内の冷凍庫に保管した。予定していた土壌の日本への輸入は行わず、次回12月出張時に実施することとした。また、バイオ炭施用と作物残渣の還元を組み合わせたサトウキビ栽培に関する試験圃場の選定のために土壌断面調査を実施した。
タイ