地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
マダガスカル中央高地において、優れた養分吸収能をもつマメ科作物を活用した農地系内の養分フロー増強とイネ生産性向上を目指す輪作栽培試験を実施した。本出張では、同栽培試験のイネの収穫を行い、栽培履歴が後作イネ収量に及ぼす影響評価のためのデータを取得した。また、土壌含水比に基づく水田土壌のリン吸着能の簡易推定法が塩類集積土壌においても適用可能かを検証するために、北西部大規模稲作地帯において塩類集積が生じている水稲農家圃場において土壌試料を採取した。