成果の概要

アフリカ稲作システムプロジェクトで実施するマメ科のすき込みが後作イネの生育と収量に与える影響を評価するための栽培試験について、昨年採取した前作マメ科試料の調整を行った。また、12月に栽培を開始した後作イネの収穫作業と収量調査を実施した。次期作の試験についてカウンターパートと協議した。
アフリカ畑作システムプロジェクトで実施しているヤムイモの窒素集積と窒素固定機構の解明のための栽培試験について、圃場での材料増殖とスクリーンハウスでのポット試験を開始し、種イモの植え付け作業を行った。2023年に採取した乾燥植物試料を調整し、塊茎試料は植物防疫所の輸入検査品として、葉・茎試料については動物検疫所から輸入禁止品の輸入許可を受けた試料として、日本へ輸入した。