土壌断面調査、ポット試験後の土壌試料、ソルガム試料の調製及び技術調整会議(TCC)参加

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0294 2018年10月 - 2018年11月 ブルキナファソ

成果の概要

リン鉱石直接施用試験が実施されているブルキナファソ国環境農業研究所(INERA)サリア支所近郊の農家圃場において、試験地の土壌断面調査を行った。調査地点はサリア支所近郊のPoa, Ramongo, Siguinvusse, Nasoulu, Sisseneの5ヶ村に設置している試験区で、全地点で氾濫水を利用した水稲栽培が行われている。また調査地点のすべてで、土壌断面の全層位に鉄及びマンガンの斑紋と結核が認められ、湿性特徴が反映された土壌であった。しかし、グライ層は全地点において確認されなかった。また、2017年11月~5月及び2018年2月~5月の期間にファラコバ支所において行ったポット試験の土壌及びソルガム試料の調製を行った。これらの試料については、日本へ輸入後、分析を開始する予定である。また、INERA本部において行われた技術調整会議(TCC)に出席し、担当課題である国産肥料開発課題の部分的酸性化リン鉱石について、現在までの研究成果を報告した。

ブルキナファソ

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