1. 半島マレーシアにおける在来樹種を用いた荒廃地修復の長期評価のための現地調査(助成金/森林総研)
2. タイ王室林野局での樹幹測定(環境適応型林業)
成果の概要
1. マレーシアプトラ大学のAyer Hitam森林保護区内で約20年前に宅地開発で荒廃し、植栽を行わずに放置された箇所に調査区を設置し、樹木個体の直径と樹種を記録した。今回調査した箇所は、前回7月に調査した荒廃後に在来樹種を植栽した箇所と比べ、明らかに天然更新した樹種や個体数が少なく、森林植生の回復が遅いことが明らかになった。
2. タイでは、チークの樹幹解析のために約1mごとに切り出された幹材について、レーザースキャナーを用いて成長輪や心材・辺材部の画像を取得した。
マレーシア
タイ