成果の概要

マレーシアプトラ大学のAyer Hitam森林保護区内に設置したプロット内に出現した樹種のうち未同定樹種の同定作業を行うとともに、新しく同大学ビンツル校の構内に毎木調査区を二か所設置し、1990年代初頭に植栽された在来樹種の生残と新規加入個体について樹種と胸高直径を記録した。詳細な解析を今後行うが、植栽樹種以外に多様な二次林樹種がプロット内に侵入し森林回復が進んでいることが示唆された。また、マレーシアプトラ大学側に新規設置プロットの概要と研究目的等を説明し、研究実施についての了解を得た。