・OPT高糖度化課題におけるパーム苗木栽培試験(JICAパームトランク)
・微生物糖化技術高度化に向けた試験(カーボンリサイクル)

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R05-0128 2023年08月 - 2023年09月 マレーシア, タイ

成果の概要

マレーシア理科大学(USM)にて、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)課題内の①高糖度化メカニズム解明、②オイルパーム古木(OPT)農園内放置がパーム生育に与える影響解明試験を行っている。高糖度化メカニズム解析では、OPT内およびクルアンパイロットプラントのペレット作製過程で堆積物のデンプン分析を行った。分離菌の性状解析については、糸状菌の遺伝子解析を行った。パーム苗木の栽培試験については、プランテーションから苗木の手配を行い、試験区を設定および苗木を搬入した。またクルアン実証試験場では、プロセス中で堆積しているスラリーに含まれるデンプン濃度解析用に、サンプル調整を行った。
クアラルンプールでは、パームバイオマス利用について関連省庁、研究所と意見交換した。
タイでは、キングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)と、微生物糖化高度化に向けた糖化菌育種、糖化微生物の栽培試験への応用について計画および意見交換を行った。

マレーシア
タイ

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