現地圃場実験の収穫・収穫産物調査
成果の概要
アフリカ稲作システムプロジェクト課題「不良土壌環境とイネの根系形態との相互作用の解明」を進捗させるためにマダガスカルへ出張し、昨年12月より現地水田圃場4サイトで栽培していたイネの収穫作業を行った。イネは1サイトにおいて、登熟期間中に雹が降った影響で一部脱粒していたが、残りの3サイトは順調に生育しており、成熟期に達したイネから収穫を順次行い、出張期間中に半分以上のプロットでイネの収穫作業を行った。収穫した穂はカウンターパート研究機関の実験室に持ち帰り、収量および収量構成要素の調査を開始し、残りの作業はカウンターパート研究者に一任することで、本出張の業務を完了した。
マダガスカル