ジュズモ並びにウシエビに関する実験の問題点改善並びに実験
成果の概要
共同研究先であるキングモンクット工科大学ラカバン(KMITL)において、1異なる光波長におけるジュズモ生長実験、2乾燥ジュズモ飼料のウシエビ飼育実験等を行ってきた。実験手法上の障壁がみられたことから新たな方法での実験実施を依頼したものの、さらなる問題が発生し、現場で状況を見ながら直接手法等の検討を行うことがKMITLより求められていた。本出張において、上記1については光源及び色フィルター、飼育容器等の抜本的改善を図り、異なる波長環境下でのジュズモ生長に関するデータを得た。また上記2については、今回新たに遠心機を用いずにエビの取り込み海藻量の定量を行う手法を採用し、異なる乾燥海藻を摂餌したウシエビ成長量を推定した。さらに作業負担が高かったエビ排泄物・残餌・海藻各破片の分離について、作業負担の軽減を図った。
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