ツマジロクサヨトウの総合防除体系確立に向けた調査研究
国際学会におけるツマジロクサヨトウに関する研究成果発表と越境性害虫に関する情報収集
サトウキビ白葉病の抵抗性評価手法開発に向けた調査研究
成果の概要
ミャンマー農業局の研究者をタイ農業局に招聘し、タイ農業局の研究者と共同で、ツマジロクサヨトウの飼育技術及び殺虫剤抵抗性評価法に関する技術講習を行うとともに、今後の共同研究体制について打ち合わせた。タイ農業局等と、これまでの研究で得られたデータ及び研究計画の検討を行った。加えて、ナコンサワン畑作物研究センター等において、圃場調査及び経済的評価に関する打ち合わせと情報収集を実施した。
カナダ国バンクーバー市で開催された国際学会(2022 ESA, ESC, and ESBC Joint Annual Meeting(2022年アメリカ・カナダ・ブリティッシュコロンビア昆虫学会合同年次大会))に参加し、成果発表及び越境性害虫に関する情報収集を行った。
媒介虫に対して抵抗性を示す遺伝資源の評価結果の提示に向けて、媒介虫に対する抵抗性評価に関する飼育実験を共同で行うとともに、技術指導を実施した。加えて、前回の出張時に得られた情報に基づき、サトウキビ白葉病の発病が多く見られた地域における圃場調査を実施し、品種を含むサトウキビの栽培状況とサトウキビ白葉病発病頻度を調査した。
タイ
カナダ