ツマジロクサヨトウの総合防除体系確立に向けた調査研究、サトウキビ白葉病の抵抗性評価手法開発に向けた調査研究
成果の概要
ツマジロクサヨトウの総合防除体系確立に向けた調査研究:共同研究者に対して、トウモロコシ圃場に生息する捕食性・寄生性天敵からツマジロクサヨトウの密度抑制に寄与している可能性が高い捕食性天敵類をスクリーニングするための調査研究方法を指導した。加えて、共同研究者と合同での圃場調査を実施し、タイのトウモロコシ圃場におけるツマジロクサヨトウの加害生態を観察するとともに、その結果に基づき、防除技術開発を効率的に進めるための研究の優先順位および実験手順について議論した。
サトウキビ白葉病の抵抗性評価手法開発に向けた調査研究:本年度から、媒介虫による健全植物への病原体接種が必要な実験が計画されているため、昨年度より多くの媒介虫が必要となる。そこで、共同研究者に対して、現在の飼育系をより効率化し十分な供試虫を生産するための技術指導を行った。
タイ