ラオス黒米遺伝解析材料のポット試験の収穫
成果の概要
ラオス産黒米品種「H50」とラオス産白米穂数型品種「Kao Non」およびラオス産白米大粒品種「Leuam Phua」を交配して得られたF2集団のポット栽培試験の育成調査と収穫のためにラオス国立農林研究所(NAFRI)に出張した。成熟期の個体の穂数、稈長、節間長を計測して、収穫を行った。生育調査の結果、「H50」と「Kao Non」を交配して得られたF2集団には穂数と稈長に関与する量的形質遺伝子座(QTL)の存在が示唆された。10月末には栽培している全ての個体が収穫可能であることをカウンターパートと確認して、未収穫個体の収穫手順を指示した。
ラオス