温室効果ガス排出量のタワー観測方法の指導と広域水田水管理に係る圃場試験の支援
成果の概要
渦相関法を用いた水田からの温室効果ガス排出量の観測体制(タワーフラックス観測)の確立に向け、王立農業大学の関係者に対して観測方法に関する指導を行った。主に、渦相関法の観測原理、タワーフラックス観測で使用する機器類と観測項目、観測機器の設置に必要な確認事項などに関するプレゼンテーションと質疑応答を実施した。加えて、タワーフラックス観測の候補地の水田において、周辺環境や使用予定の設備の状況に関する現地調査を行った。また、広域水田水管理に係る圃場試験の実施を支援するため、関係者に対して温室効果ガス排出量の測定方法(チャンバー法)の指導、使用する研究資材の製作指導を実施した。
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