成果の概要
これまでに開発したサトウキビ白葉病(以下、白葉病)の病原体検出技術に関する実証試験を行った。その結果、本技術は、分子生物学用の研究室を持たない製糖工場等において、同分野の研究経験がない製糖工場の技術者等が利用できる可能性が高いと考えられた。また、白葉病の媒介虫に対するサトウキビの抵抗性評価法を開発するための実証試験を行った。その結果、大きな労力を要する飼育実験に供する品種・系統を選抜するためのスクリーニング法の有効性が確認された。加えて、白葉病検出技術の動画マニュアル用の動画撮影を行った。