国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター | JIRCAS

かんがい水利組織農家調査

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0158 2019年8月-2019年8月 タンザニア 農産物安定生産 2020年1月6日

成果の概要

タンザニアのローアモシかんがい地区を対象に、1)トウモロコシと野菜の生産費調査、2)かんがい水需要に影響を与える諸要因、について農家に聞き取り調査を行い、かんがい水に対する支払意思額についての調査設計を行った。
前回と今回の調査結果を合わせて、コメ、トウモロコシ、野菜の収益性に関する暫定的な分析を行った結果、家族労働の機会費用の高い農家、リスク回避傾向の強い農家にとっては稲作が魅力的であると示唆された。現状ではかんがい水不足で稲作が制限されている下流においても、農家の稲作志向は強い。かんがい水配分の公平性を高めるための経済的解決策として、水利費を上げ、上流に節水を促すことが考えられる。この方途を検討するため、かんがい地区全域を対象に世帯属性、現状の作付体系、稲以外の作物の栽培意向とかんがい水に対する支払意思額の関係についての調査設計を行った。

タンザニア