フタバガキ科樹種の成長応答予測のための野外調査

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0029 2019年05月 - 2019年06月 マレーシア

成果の概要

出張者は、マレーシアにおいて環境ストレスに対して頑強な人工林造成の実現を目指して、フタバガキ林業樹種4種の環境ストレスに対する成長応答パターンの解明に取り組んでいる。本出張ではマレーシア森林研究所(FRIM)が野外でのCO2添加実験を実施しているジェンカ実験林の試験区と対照区において、フタバガキ林業樹種であるShorea leprosulaの光合成と大気CO2濃度の測定を実施した。また、FRIM構内の試験地において、光合成測定及び粗根付近の細根発生観察用アクリル製根箱の追加設置と設置済みアクリル箱のメンテナンスを行った。さらに、9地域個体群から採取された苗によって構成されるShorea leprosulaのコモンガーデンの各植栽木について、葉面積指数センサーを用いた葉面積推定を行った。

マレーシア

関連するページ