サバナケット県における溜め池養魚試験の収獲、LARRECにおけるジャイアントグラミーの単一種養魚試験の終了、プロジェクト管理業務

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0384 2019年01月 - 2019年02月 ラオス

成果の概要

ため池養殖については、対象種2種について継続的な成長は認められるものの、放流後4か月目以降に成長鈍化の傾向が認められ、成長速度も2017年度試験よりも劣る傾向が認められた。これは、2017年度試験と2018年度試験の餌調達体制の違いによるものと考えられる(前者はプロジェクト側による市販餌料の供与、後者は農民側による米カスなどの植物性餌料が主体となる餌料の給餌)。また、試験区2池のうち1池で顕著な低生残率が認められたことから、原因究明作業を行っている。ジャイアントグラミーの単独養魚試験については、12月(試験開始後4か月目)に原因不明の斃死が見られたことから試験を中止したが、試験中止までの成長は良好であったことから、2019年度は調査対象村での試験養魚の実施を検討する。プロジェクト管理業務については、プロジェクト年次会合・運営委員会についてラオス農林業研究センター(NAFRI)側と日程調整するとともに、11月に実施予定のプロジェクトワークショップについても事前協議を行った。

ラオス

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