ミャンマーにおける環境調和型養殖技術開発に関わる打合せ及びフィリピンにおける複合養殖技術実証試験の進捗管理

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0285 2018年10月 - 2018年11月 ミャンマー, フィリピン

成果の概要

ミャンマーを対象として実施している熱帯水産資源プロジェクトの課題「環境調和型養殖技術開発」に関し、対象地域であるミャンマー南部ミエック市に赴いて、カキ養殖及びカキ着底稚貝収集の適地選定の為の河川環境調査の状況を確認した。また、カキ養殖展開の影響評価の為の周辺漁村における社会経済状況の調査に関し、これまでに得られた基礎情報を元に、担当するカウンターパート機関と打合せを行って各漁村での聞取りの調査票の内容及び実施スケジュール等を決定した。さらに、12月に同市で開催予定の熱帯水産資源プロジェクト年次会合に関し、会場や宿泊・輸送等の手配、必要な手続きについて打合せ、確認作業を行った。
フィリピンのカウンターパート機関である東南アジア漁業開発センター(SEAFDEC/AQD)と共同で実施している多栄養段階複合養殖(IMTA)の現場に赴き、通算第6回目となる実証試験の終了に立ち会った。また、今後の計画として、IMTA技術を普及・展開するための適地選定及び対象種の一つであるハネジナマコに関するフォローアップ調査について意見交換を行うとともに、成果をとりまとめるワーキングレポートの作成とその内容検討のためのワークショップの開催に関して打合せを行い、2019年以降の調査・研究計画案を作成した。

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