リン鉱石富化堆肥のDNA 抽出及び水抽出とそれらの輸入、C/Pとの研究詳細打合せ
成果の概要
平成30年3月11日 ~ 平成30年3月24日にブルキナファソ産のリン鉱石富化堆肥に関する詳細な研究計画を現地C/Pである環境農業研究所(INERA)研究者と決定した。堆肥実験を開始し、すでに9個の堆肥(リン鉱石の有無)を作成済みである。また、データ並びにサンプル取得方法について、C/Pに指導した。本出張では、各堆肥からDNAと堆肥水液を抽出した。それらのサンプルと乾燥した堆肥やソルガムわら、土壌サンプルを日本に持ち込んだ。全てのサンプルは、JIRCASで分子学的解析、化学分析及び酵素分析を行い、ブルキナファソ産リン鉱石を活用した効率的なリン鉱石富化堆肥製造法の開発とともに、堆肥化によるリン鉱石可溶化メカニズムの解明、主要作物におけるリン鉱石富化堆肥の施肥効果を調査する。一連の試験が終了したら執筆・投稿予定。
ブルキナファソ