モンスーンライス期普通期における灌漑地区水利用観測及び内水氾濫にかかる諸元調査

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0233 2018年09月 - 2018年10月 ミャンマー

成果の概要

気候変動対応プロの実施課題Ⅱ-3a及びⅡ-1bの研究推進のためにミャンマー連邦に出張した。検討対象地区は両実施課題ともイエジン地区である。実施課題Ⅱ-3aについては、自記水位計の維持管理、モンスーンライス期普通期における水文水利実態調査、関係部局との研究推進に関する意見交換を行った。自記水位計の維持管理については、自記水位計設置地点において水位を流量に変換するQ-Hカーブの作成のための流量観測、自記水位計の観測データ回収、破損した水位計の補修を行った。水文水利の実態調査については、水管理に従事する職員への聞き取り調査及び灌漑用水路の一斉流量観測を実施した。研究推進に関する意見交換に関しては、灌漑水利管理局のカウンターパートに、調査計画及び検討結果を説明して今後の研究方針について意見交換を行った。実施課題Ⅱ-1bについては、内陸氾濫にかかる諸元調査を行った。具体的には、河川や排水路の狭窄部等主要地点の流下能力や今年の洪水状況及び降雨と生育時期の関係等に関する情報を収集するとともに、灌漑水利管理局における洪水対策について聞き取り調査した。

ミャンマー

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