モンスーン期初頭における灌漑地区水利用観測

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0037 2017年05月 - 2017年06月 ミャンマー

成果の概要

気候変動対応プロの実施課題「水リスクに対応した灌漑システム利用向上手法の開発(A1-II-3a)」の実施のため、ミャンマーに出張した。
継続的な水利観測のための水位計に関しては、灌漑システム試験地であるイエジン灌漑地区の主要用水路に水位計4台を設置し、用水路水位観測を開始した。
水文水利実態調査については、イエジン灌漑地区内のモンスーン期初頭における水文実態及び河川取水などによる水利実態を調査した。但し、今年度の灌漑期間は例年より遅くなっているため、ダムからの取水による水利実態の調査を行うことはできなかった。また、水文水利実態を把握するために、灌漑地区の主要水利構造物の調査、水管理担当者であるCanal Inspector の聞き取り調査を行った。
研究推進に関してはイエジン灌漑地区を統括する農業畜産灌漑省灌漑水利管理局と実施課題について意見交換を行い、今回の出張時における活動について協議するとともに年度計画について了解を得た。

ミャンマー

関連するページ