ポストモンスーン期における圃場消費水量調査の実施
成果の概要
イエジン灌漑地区農業研究局試験圃場における圃場消費水量調査に関して、雨期畑作(トウモロコシ)における微気象、土壌水分等の観測データを回収した。ただし、大雨の影響で作付けが7月中旬に中止されていた。熱収支ボーエン比法による実蒸発散量は6月9日から9月3日で300 mmであった。また、ポストモンスーン調査圃場を設定し、微気象観測機器、土壌水分センサー、雨量計を移設して観測を開始した。調査圃場の土壌水分動態解析のためのモデルパラメータ値を得るため、不撹乱・撹乱試料を採取し、室内試験(粒度試験、土粒子の密度試験、粒度試験)を実施した。農業研究局との研究推進に関する意見交換においては、これまで得たデータを共有するとともに、今後の試験圃場の利用や実施体制について協議した。
ミャンマー