エチオピア北部の小流域における森林の保全・回復技術の開発

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0186 2018年09月 - 2018年10月 エチオピア

成果の概要

エチオピア・ティグライ州のメケレ大学とKilte Awulaelo郡の試験地に植栽した5樹種について、苗木の成長と炭の添加効果を検討するための調査を実施した。その結果、メケレ大学の試験地ではAcacia etbaicaの葉の乾重量と Faidherbia albidaの根の乾重量が炭の添加によって増加した。Kilte Awulaelo郡の試験地に植栽したOlea europaea subsp. cuspidataと Dodonaea viscosaは炭による明確な成長促進効果はなかったが、アーバスキュラー菌根菌の感染率が高い値を示し、Oleaは葉のクロロフィル濃度の指標であるSPAD値と葉内リン濃度が炭の添加によって増加した。

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