作期ごとの高潮による稲作被害に関する情報収集と研究打合せ
成果の概要
研究対象地域であるラブッタ・タウンシップ(Labutta township)での高潮による稲作への影響を評価する論文の共同執筆に向けて、イエジン農業大学の共同研究者及び協力機関であるラブッタ農業局(Department of Agriculture)職員とこれまでの解析結果や収集した情報をもとに議論した。現地での作期ステージごとの高潮による稲作への潜在的被害に関する情報を得るため、大潮の満潮時に浸水被害が多発する村落を訪問して聞き取り調査を行った。ヤンゴンの灌漑・水利用管理局(Irrigation and Water Utilization Management Department)から現存する輪中の最新情報を入手した。ミャンマーにおける地理空間情報のとりまとめの中心的な役割を担う国連機関であるミャンマー情報管理ユニット(Myanmar Information Management Unit: MIMU)を訪問して情報交換を行った。
ミャンマー