成果の概要

JIRCAS理事長の訪問に合わせて、マダガスカル農業畜産省、マダガスカル国立農村開発応用研究センター (FOFIFA)、アンタナナリボ大学放射線研究所、国立栄養局、在マダガスカル日本国大使館、CIRAD、Africa Rice Centerなどプロジェクトに関係する機関を訪問し、活動の進捗を共有するとともに、連携をより強化していくことを相互に確認することができた。農業畜産省訪問時には、同事務次官と共同記者会見を行い、新聞、テレビ、ラジオを通して、我々のプロジェクトの活動と意義について、マダガスカル国内に広く周知することができた。また、圃場毎の養分特性に応じた施肥技術の開発のために設置した農家圃場18地点での養分欠如試験圃場において、生育盛期の抜き取り調査を行い、窒素、リン、硫黄の施用がイネ生育に及ぼす影響を評価することができた。