1-1. サップフローセンサーの設置準備と観測機器の整備、1-2. 環境に対する成長応答予測の林業へ導入の検討、1-3. 遺伝子発現データの大量収集の開始、1-4. マネージメントコミッティーの開催、2-1. クローン検定林の表現型解析と研究打合せ、3-1. 採取したサンプルの管理と研究打合せ、4-1. オイルパームRNAサンプルの輸入
成果の概要
マレーシアではサップフロー計測システムをマレーシア森林研究所(FRIM)内の試験地に設置し、試運転を開始した。森林総研からの依頼出張者とともに、環境に対する樹木の成長応答予測研究の拡張について検討した。植栽木4種からRNAを単離し、遺伝子発現データの大量収集を開始した。FRIMにて価値化林業C4-2a課題のマネージメントコミッティーを開催し、本年度の進捗状況を報告した。タイでは価値化林業C4-1b課題についてチーククローン検定林の表現型測定とDNA採取の方法とスケジュールを議論した。インドネシアではガジャマダ大学において、価値化林業C4-2b課題について再採取したフタバガキ科林業樹種サンプルを確認し、今後のDNAの抽出方法を確認するとともに、アジアバイオマスC2-1c課題について、採取・保存していたサンプルを日本に持ち帰った。
マレーシア
タイ
インドネシア