CIATとCIMMYTとのBNIに関する共同研究の推進及びテキサスA&M大学とBNI研究の打合せ
成果の概要
米国のテキサスA&M大学土壌作物学科のモデル研究の専門家とBNI効果の長期的、広域的評価及びBNI作用の土壌・作物モデルへの組み込み方法について討議し共同研究の可能性を探った。農牧輪換におけるブラキアリア牧草栽培の後作への影響評価のために2016年度から開始した国際熱帯農業センター(CIAT)委託研究の実施状況とこれまでの調査データの確認、及び2018年度計画の打合せを共同研究者と行った。その他のCIAT関係者も含めてブラキアリア牧草での今後のBNI研究について意見を交換した。また、国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)の共同研究者とは、コムギ遠縁野生種等のBNI遺伝子の栽培コムギへの導入に向けた研究の今年度の結果と次年度の実験計画を検討するとともに、圃場試験の実施状況を確認した。その他のCIMMYTのトウモロコシ研究者も含めても含めて今後のBNI研究に関して広く意見交換を行った。
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