平成26年度主要普及成果「マレーシア半島地区における林業種苗配布区域の設定手法」のフォローアップ調査
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 関連プログラム | 公表年月日 |
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H29-0264 | 2017年11月 - 2017年11月 | マレーシア |
成果の概要
平成26年度主要普及成果「マレーシア半島地区における林業種苗配布区域の設定手法」のフォローアップ調査のため、関係機関(マレーシア半島森林局、マレーシア森林研究所、パハン州森林局レタン種子・苗木生産センター、パソー森林保護区等)を訪問し、関係者から聞き取り調査を実施した。
聞き取り調査を通じ、本研究成果に基づく2林業樹種(チェンガル、セラヤ)の配布区域のガイドラインが、カウンターパート機関であるマレーシア森林研究所から、政策決定を行うマレーシア半島森林局の研究評価会議へ既に提出されている等、研究成果を政策へ反映するためのプロセスが進んでいることが確認された。また、波及効果としてマレーシア森林研究所が中心となり、本研究成果を木材の違法伐採の取り締まり(伐採後の切り株のDNAと木材のDNAの照合等による)に活用している事例があることも確認できた。
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