成果の概要
北京において、共同研究機関である中国農業科学院農業経済与発展研究所のカウンターパートと共に、消費者調査の実施主体である農産物宅配企業経営者の意見を聴取し、次年度実施する消費者調査の方法を検討した。それにより、消費者に対して5種類の評価用サンプル米を配布し各サンプルへの支払い意思額の回答を得ること、ならびに、回答結果を数量化I類で分析することを決定した。また、黒竜江省では、サンプル米を生産するための圃場の準備と品種の選定、ならびに低コスト型有機稲作栽培に用いる有機資材の試作、評価を行った。