SATREPSマダガスカルプロ課題3「施肥と育種素材を統合した養分利用に優れた局所管理技術の開発」における現地栽培技術情報の収集と圃場試験の準備

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0152 2017年08月 - 2017年09月 マダガスカル

成果の概要

SATREPSマダガスカルで出張者が担当する「圃場の養分特性に応じた局所管理技術の開発」課題では、施肥利用効率を向上する栽培技術の開発を達成目標とする。本出張では、今年度から開始する圃場試験区の選定のため、ヴァキナカラチャ県内の対象地域の農家圃場を訪れ、昨年度の土壌分析結果をもとに、農家への補足的なヒアリングを通じて、選定基準に合致する圃場を特定することができた。特定した圃場からは、土壌試料を採取し、カウンターパート機関LRI(アンタナナリボ大学放射線研究所)で化学分析を行うとともに、ポット試験による初期生育調査の結果と合わせて、試験に使用する最適区を決める予定である。また、稲作に使用されている肥料資材のデータベースの作成及び施肥技術の実態調査に向けて、予備的に農家にどのような肥培管理を行っているか情報を収集し、またLRIの研究者と意見交換を行って、予定通り必要な調査体制を準備することができた。

マダガスカル

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