地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
農家の資本装備の脆弱性ならびに域内におけるインフラの未整備状態等を前提とした資源循環システムのあり方について検討するとともに、システム内の経営的評価に向けた費用対効果の計測式を確定した。具体的には、堆肥化によらない牛糞の利用法として、牛糞被覆肥料による野菜作導入および灰化牛糞による乾季牧草導入の可能性について検討するとともに、牛乳、野菜等の農産物に対しては、乾燥加工による輸送性ならびに域内の栄養改善へ及ぼす正の効果について検討した。