乾季飼料作導入による資源循環型生産の高度化に関する調査

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0194 2018年09月 - 2018年09月 モザンビーク

成果の概要

乾季飼料確保に向け、酪農家の資本装備並びに労働力の賦存状況等を踏まえつつ、現場への普及可能性及び経営の持続性の高い作付体系を現地カウンターパートとともに検討した。具体的には、サイレージ用トウモロコシを雨季後半に収穫するため、前作としてカボチャを作付けし地力増進と雑草抑制を図るとともに、トウモロコシ後作として、乾季に深根性マメ科植物を導入する輪作体系である。この栽培体系に基づき、現有の経営資源、雇用労働力及び未利用地の利用で対応可能か等について、現地酪農家を訪問して調査を行い、4戸の農家の協力を得て、未利用地を利用した、牛糞、植物残渣等、域内有機資源を活用する省力的、低コスト型栽培法の試験区を設置した。

モザンビーク

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