(1) ブロック供試体の作成、試験区での試験(低コスト水利施設)、(2) 実証サイトモニタリング・整備(ため池)、(3) 灌漑水田における排水実態調査(排水改良)
成果の概要
(1) 低コスト水利施設
昨年度末に試験水路に設置した大型ブロックのモニタリングを実施した。この結果、目地をモルタルで詰める設置方法は剥離することなく機能していた。また、昨年度末に作成・養生を行っていたオイル練り混ぜブロックについて試験水路への設置を行った。
(2) ため池
今年度実証調査モニタリングを円滑に進めるため、親子ため池システムの水路等について補修を実施するとともに、モニタリング用機材の取り付けを行った。また、子池の堆砂状況の測定を行った。さらに親子システムの概要について大使館(大使)に説明を行った。
(3) 排水改良
アクラ近郊にあるアシャマン灌漑地区において、水田と水路の縦断勾配の測量を実施した。この結果、田面標高が排水路標高より低く、排水路が機能していないことが分かった。
ガーナ