ミャンマーにおける現地調査並びに共同研究打ち合わせ及びフィリピンにおけるプロジェクト進捗管理
成果の概要
ミャンマーにおいて、熱帯水産資源プロジェクト「沿岸域における持続的環境調和型養殖技術の開発」の一環として、同国ミエック市周辺の漁村における調査を実施し、対象とするカキ等二枚貝漁業の操業実態ならびに対象地域での位置付けを把握するとともに、カキの生息に適した水質・底質環境に関する基礎情報を収集した。また、ミャンマー水産局、ミャンマー漁連およびミエック大学の担当者と共同研究に関する協議を行い、今後の計画と研究推進体制を確認した。
フィリピンにおいて、熱帯水産資源プロジェクト「複数種の組み合わせによる持続的かつ効率的な養殖技術の開発」の一環として実施している複合養殖(IMTA)実証試験に関し、課題担当者として現地に赴き、現場の状況確認ならびに進捗管理を行った。また、IMTAに関するワークショップを東南アジア漁業開発センター・養殖部局と共同で同国イロイロ市において開催し、関係者に成果を周知するとともに実用化に向けた問題点と今後の研究開発の方向性を整理した。
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