フィリピンにおけるナマコ中間育成技術開発にかかる現地調査および研究打ち合わせ
成果の概要
カウンターパート機関である東南アジア漁業開発センター養殖部局(SEAFDEC/AQD、フィリピン)において、ハネジナマコ中間育成技術開発にかかる中間育成実証試験の現地調査を行った。実証試験はフィリピン・パノボロン島の北側と西側の2か所の海底中間育成施設で実施し、放流2ヶ月後にあたる本調査では、北側の調査地点での生残率ならびに成長率が高いことが確認された。また、社会実装に向けた中間育成手法を検討するために、大型中間育成施設によるハネジナマコ中間育成の実証試験を開始した。現地担当者およびSEAFDEC/AQD幹部らと面会し、研究の進捗状況を報告するとともに、年次会合およびワークショップ開催、次期中長期計画にについて意見交換を行った。
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