成果の概要

SATREPSマダガスカル課題題目3「開発技術の普及手法の確立と農家の厚生指標および土地利用に及ぼすインパクト評価」における介入実験実施に向けて、現地調査を通じて対象地域、介入デザイン、質問票項目、調査対象者選定方針を確定した。また、カウンターパート機関や現地関係機関との協議を通じて、活動日程や実施体制の調整を行い、円滑な実施に向けた基盤整備を進めた。森林地域の稲作に関する情報収集においては、化学肥料利用、収穫、販売に関して、中央高地とは異なる実態が存在することを確認した。また、共有林における資源利用の実態に関する情報など、今後の研究課題の精緻化や調査設計の改善に資する情報を得た。