成果の概要
マダガスカル国のVakinankaratra県において、土壌肥沃度情報を農家に提供することで農家の土壌肥沃度管理行動を最適化できるかに関する予備的な実験を行うための準備を、博士課程院生とともに行った。滞在期間中にVakinankaratra県内の様々な地点の農家から土壌肥沃度管理に関する聞き取りを行いながら、介入実験のデザインを決定した。院生は私の帰国後も1週間ほど滞在し、対象農家の水田から土壌サンプルを収集し、分析のためカウンターパート機関であるアンタナナリボ大学LRIに提出し、介入実験の準備を進めた。