成果の概要
組織培養による優良候補木のクローン苗の増殖を進めている。本出張ではファルカタ優良候補木の枝の芽からの組織培養の実施のため、芽の洗浄、滅菌能工程について見直しを行い、滅菌後の芽の生存率の向上に成功した。また培地の固化剤の種類・濃度を変更することによって、滅菌後のファルカタの芽の増殖を早めることに成功した。また、ガジャマダ大学において培地作製法や培養容器の種類について情報共有を行うとともに、前回出張で導入に協力した照明棚の使用状況を確認した。さらに、ファルカタ産地別試験林の調査を行った。