・2025年アジア魚類学会年次会合、インド・太平洋魚類国際会議合同大会への参加
・タイ・ウボンラチャタニにおけるキノボリウオの水田養殖試験
成果の概要
台湾で開催された2025年アジア魚類学会年次会合・インド・太平洋魚類国際会議合同大会に参加し、タイ東北部におけるキノボリウオの水田養殖研究の結果に関する発表を行った。タイ・ウボンラチャタニで実施中の水田養殖試験における給餌量の基準を求めるため、コンクリート水槽を用いた飽和給餌試験を開始した。本試験では、残餌の回収により実際の摂餌量を計測し、キノボリウオの成長率が最大となる給餌量を明らかにすべく、現在も実験を実施中である。加えて、実際に水田にキノボリウオを放しての養殖試験の実施に向け、圃場関係者との調整を行い、圃場の造成、および試験準備を進めた。代掻きや田植え等の圃場準備を完了した後に供試魚の馴致を行い、出張者の不在期間にも引き続きキノボリウオの水田養殖試験を実施できる体制を整えた。
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