地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
クアンビン省レトゥイ郡の農家圃場において、フエ農林大学と水稲一期作(主作)の収量調査を実施した。調査時点で成熟期は品種・地域間で大きくずれ、再生二期作の収穫期は6月中旬から7月中旬にかけて散在すると見込まれた。また、主作収穫直後の圃場から土壌を採取し、pH、全炭素・窒素・リン・カリウムなど11項目の分析をフエ農林大学に依頼した。再生芽の観察では、主作収穫前には幼穂分化が確認できなかった一方、収穫後5日以内に再生稲が伸長した株では既に幼穂分化後期に達していた。