地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
ガーナにおける営農最適化ツールを用いたアフリカ版環境再生型農業(AfRA)の普及促進に向け、ガーナ農業省に所属する普及員を対象に技術研修を実施した。特にAfRAの技術要素として総合的土壌肥沃度管理(ISFM)に着目し、ISFMに基づくトウモロコシ栽培等の持続可能な食料生産と、適切な換金作物の選択による所得向上を可能にする経営改善策を策定し、農家の意思決定支援に役立てる方法を解説した。普及員は概ね研修内容を理解し、今年から早速経営改善策を用いた普及活動を行うことで合意した。