地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
メコンデルタ地域におけるハイブリッド品種と在来品種の再生能力の差異、および一期作における施肥管理による発芽促進効果を検証した。試験は6品種×2施肥区×3反復の計36区画で実施し、一期作収穫後のイネのバイオマス量、糖含量、デンプン含量、全窒素量を測定した。一期作の収量には有意差が見られなかったが、グルコースおよびデンプン含量は発芽促進施肥区で有意に増加した。