ソルガムでの生物的硝化抑制に関する栽培試験および今後の共同研究推進のための打合せ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R06-0416 2024年12月 - 2025年01月 インド

成果の概要

Rabi作(乾季作)にICRISAT(国際半乾燥地熱帯作物研究所)圃場で農学的特性評価と根圏土壌のサンプリングを目的とし、ソルガムBCNAM(back-cross nested association mapping;戻り交配ネストマッピング集団)を作付けした。訪問時は作付け4週間後となっており、令和7年1月14日に根圏土壌の採取を設定した。また、野生ソルガム近縁種(雑草;Sorghum halepense)由来の多年生ソルガム雑種10系統についても、同様に圃場における農学的特性評価と根圏土壌のサンプリングのため作付けされており、これらの系統は別途国際農研でのソルゴレオン評価を実施するために、本年中に送付することとした。BNI雑穀研究を推進するに当たり、ICRISATの研究者と国際農研の成果を踏まえ、トウジンビエとシコクビエについて、研究を拡大する可能性について議論を行った。特に、戦略的二国間共同研究事業の推進にあたり、IIMR(インド雑穀研究所)とICRISATを橋渡しすることに注力した。この中、ソルガムについてBNI能と一部の形質について関連があるとの見解が示された。同様な議論をIIMRでも実施し、戦略的二国間共同研究事業の実施に向けた研究枠組みを確認した。

インド

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