成果の概要
グリーンアジアプロジェクトにおける「イネいもち病抵抗性判別システムを活用した病原性の評価と育種系統群利用による農薬低減技術の実証」の試験結果について、相手方カウンターパートであるベトナム農業遺伝学研究所(AGI)の研究者からの進捗報告を受けた。いもち病菌の病原性の解析とイネ品種の遺伝子型調査が順調に進んでいることが確認された。イネいもち病判別システムに関して、これまでの実証研究の結果を踏まえた今後の活用等に関し、農業農村開発省(MARD)に対する提案を行い、MARDからは、提案への賛意が示された。