1. 林業樹種チークとローズウッドの木材光特性の評価(環境適応型林業)
2. 科研費プロジェクト「熱帯林における外来種の侵入リスクの定量化と優占林分の機能評価」のための現地調査(学術研究助成基金助成金(基盤C)
成果の概要
1. A4環境適応型林業プロジェクトについて、共同研究機関であるタイ王立森林局(RFD)において、熱帯林業樹種チークとローズウッドの木材光特性(色と光沢)を、材鑑庫に収蔵されていた標本を用いて測定し、測定法や測定の意義を現地カウンターパートと共有した。またタイにおける材質研究の取り組みと現在の課題を聴取し、今後の研究の方向性について議論を行った。
2. 科研費プロジェクト「熱帯林における外来種の侵入リスクの定量化と優占林分の機能評価」について、シンガポール・ブキティマ自然保護区の天然林内に設置した稚樹動態モニタリングプロットにおいて、稚樹の動態調査を実施し、プロット内に外来樹種の侵入がないことを確認した。またフタバガキ科稚樹の動態特性(成長率と死亡率)の測定を行った。
タイ
シンガポール