灌水量および土壌水分のデータを回収、灌漑試験の開始およびカウンターパートとの打ち合わせ、土壌サンプルの国内への輸送
成果の概要
フィリピン国砂糖統制庁ラグランハ試験場において、カウンターパートと試験圃場に設置した地下灌漑システムOPSISへの給水作業、灌漑水量の計測手順を確認したのちに、灌漑試験を開始した。複数回の給水作業と灌水量および土壌水分のデータ回収をカウンターパートと行うことにより、灌漑試験を継続できる体制を構築した。これらの作業の合間に追肥、生育調査およびサトウキビ有効水分量の調査のための準備を行った。
また、試験圃場より採取した土壌を国内へ持ち帰るための手続きを行い、国内へ輸入した。
灌漑が最も必要になる乾季の本出張期間に現地に滞在し、灌漑試験を出張者自らが主導的に行うことで、求める精度の灌水量等のデータを取得した。
フィリピン