ラオスにおけるインド型イネ品種栽培試験調査
成果の概要
日本型モチ品種と物性が異なるインド型モチ品種の特徴を明らかにするために、インド型モチ米品種(RD6とRD8)を用いて、石垣とビエンチャンでの連絡試験を行っている。
本出張では、7月にビエンチャン郊外の稲研究センター(RRC)の圃場に移植したRD6とRD8はほぼ登熟しており、11月中旬には収穫できることを確認して、これらの調査方法をRRCの研究員と討議した。また、高付加価値米品種(Khao Kai Noy)の交雑後代集団のRRCへの導入とその後の系統育成方針をRRCの研究員他と討議した。
ルアンパバン郊外の畑作研究所(UARC)では、晩生品種の黒米が圃場で収穫時期を迎えていることを確認して、収穫されたサンプルの調整をRRCの研究員と討議した。
ラオス