成果の概要

バングラデシュにおけるいもち病害の発生状況に関する情報交換を行うとともに、いもち病判別システムを活用した病原性評価における接種試験の状況を視察した。今年採集したいもち病菌の病原性を明らかにする接種試験をより安定的に行うため、いくつか栽培上の助言を行った。今年の試験結果をもとに、次期の試験地ならびに試験系統の選定を行い、準備を進めることした。
国際稲研究所（IRRI）との打ち合わせでは、より連携を深め、これまで得られた成果を活用した新たな国際研究ネットワークの下、研究を発展させるため引き続き密に情報交換を行うこととした。