成果の概要
プルサット州ダムナック・アンプル地区にある調査圃場において、無人航空機(UAV)等を用いたイネの生育調査に係る委託業務のデータ回収を行った。UAV観測は人工衛星(Sentinel-1)の観測周期に合わせて定期的に実施した。委託業務はトラブルなく実施されたが、高温多湿な環境のためか、リチウムイオンバッテリーの劣化が激しいことが分かったので、今後は安全に留意して、作業に取り組む必要がある。また、カンボジアの全24州における農業統計データを収集した。この得られたデータを使ってモデルの開発を進める。