地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
ブルキナファソでの圃場試験に供試するために増殖した国際熱帯農業研究所(IITA)のササゲ候補品種について、普及に向けた選抜基準として必要不可欠な要素である栄養成分評価のための実験系を現地において構築し、評価を開始した。また、IITAが保有するマメ科遺伝資源から土壌不溶性リンの可溶化能力が高い系統を選抜するため、評価試験に利用可能な低リン土壌の採取場所を決定し、土壌採取手続きの確認、評価対象遺伝資源の選定および試験方法の調整を行った。